簿記3級に興味があるけど、どんな勉強をしたら合格できるだろう?
上記の疑問を解決します。
この記事では、簿記の知識を全く持っていない初心者でも独学で簿記3級に合格するためのおすすめの勉強法を解説します。
実際、私は一ヶ月間、独学で簿記3級に合格しているので、説得力があります。
これから簿記3級に挑戦する人やなかなか合格できない方は、ぜひ読んでみてください。
初心者が独学で簿記3級に合格する勉強法
初心者が独学で簿記3級に合格した勉強法は、簿記試験の特性を理解した勉強を行ったからです。
簿記3級の試験は以下の構成で成り立っています。
- 第一問:仕訳問題
- 第二問:勘定問題、帳簿問題など
- 第三問:精算表、貸借対照表及び損益計算表の作成
第一問の仕訳問題は基本的な問題が多く、第二問は勘定記入を行う問題をはじめ、帳簿を選択する問題や商品有高帳などの帳簿を作成する問題、穴埋め問題など多種多様な問題が出題されます。
そして、第三問は実際に精算表や貸借対照表及び損益計算表を作成する問題が出題されます。
ただ、ネット試験の場合は、貸借対照表及び損益計算表を作成する問題が出題されるパターンが多く、精算表の問題はほぼ出題されません。
自分は、ネット試験を受けていましたが、精算表を作成する問題が出題されたことはありませんでした。
ここまで簿記3級の試験の構成について解説しましたが、これまでの解説を踏まえて、押さえるべきポイントは、第一問、第三問を得点源にすることです。
なぜなら、第一問、第三問は基本的なことしか問われない上に配点が高いからです。
第一問の配点が45点、第三問の配点が35点とあり、これらの問題に全問正解するだけで、8割は取れます!
その上、第一問、第三問の問題は、基本問題が多く、しっかり勉強していれば、簡単に得点することができます。
会計期間を理解していないと難しい問題もありますが、解説を見ながら何度も解くことで自力で解けるようになるでしょう。
反面、第二問はどの問題が出題されるかわからない上に、配点が20点と低いです。
細かいことを問われる問題が多く、試験範囲を重点的に勉強しないと得点することは難しいでしょう。
ただ、第二問を捨てることは得策ではありません。
第一問、第三問の問題を全問正解することは難しく、ケアレスミスで点数を大きく落としてしまうこともあります。
なので、第二問の問題もしっかり解くことが大切です。
第二問は勘定記入の問題がよく出題されるので、重点的に勉強するといいでしょう。
試験日までに計画を立て、スケジュールを作成し、毎日予習復習を行えば、合格できます。
間違えた問題も解説をよく読み、次の日に解きなおすことを繰り返すことによって、解けるようになります。
勉強する習慣を作り、簿記3級を取得できるようにしましょう。
使用した参考書
私が簿記3級に合格する上で実際に使用していた参考書は、「みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商簿記3級」と「日商簿記3級 まるっと完全予想問題集」の2点です。
前者を選んだ理由は、参考書についている「SIWAKE-118」が非常に便利だからです。
重要な仕訳が記載されていて、単語帳感覚で仕訳を覚えることができます。
持ち運んで、通勤時間や休憩時間などの隙間時間に仕訳を覚えることができますよ。
一方で、後者を選んだ理由は、実際の出題形式で問題演習することができるからです。
問題もそれなりに難しいものも多く、実力を大幅に上げることができますよ。
どちらもネット試験対策できます!
参考書選びに悩んでいる人は、ぜひ購入してみてくださいね。
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簿記3級は無料で合格できるか?
簿記3級を無料で合格できることも可能です。
なぜなら、簿記3級を学べるサイトや動画が揃っているから。
YouTubeで簿記3級を調べると、分かりやすく解説されている解説動画がたくさん上がっていますし、簿記3級の勉強法もここで学ぶことができます。
好きな場所、好きな時間で簿記3級を学べるため、簿記3級を簡単に理解することができるでしょう。
ちなみに、おすすめチャンネルは「公認会計士たぬ吉の資格塾【簿記・会計】」です。
動画時間も短めで、分かりやすく解説されています。
忙しい人でも十分勉強することができますよ。
おすすめの動画はこちらです!
また、ネット試験も無料で対策できるサイトがあります。
以下のリンクをクリックすれば、実際に簿記3級のネット試験を対策することができますよ。
日商簿記2・3級ネット試験無料体験プログラム | ネットスクール株式会社 (net-school.co.jp)
繰り返し学習すれば、合格することも夢ではありません。
簿記3級は就職活動及び転職活動で役に立つか?
結論から述べますと、簿記3級は、就職活動や転職活動に役立つ資格です。
特に、経理や会計の職種を目指す場合や、ビジネスの基礎知識を獲得したい場合には、簿記3級の資格は大いに役立ちます。
この資格を持つことで、企業の財務状況を理解し、貸借対照表や損益計算書を作成する能力が高く評価されます。
また、経理・総務、会計事務所、税理士補助などの職種に就職及び転職する際のアピールポイントにもなります。
ただし、簿記3級は簿記の基本的なルールと中小企業の会計に関する理解を示す資格であり、高度なスキルを示すものではありません。
そのため、転職成功を保証するものではなく、あくまで一つの強みと捉えるべきです。
また、就職活動及び転職活動では、簿記3級ではなく、簿記2級以上の資格を取得することをおすすめします。
理由は、簿記3級より簿記2級以上の方が就職の幅が広がるからです。
簿記2級を取得していると、事務職や総合職だけでなく、経理職も狙えるからです。
簿記3級は、経理・総務、会計事務所、税理士補助などの職種に就職及び転職する際のアピールポイントにもなると記載しましたが、簿記3級よりも簿記2級の方がアピール材料としては強力です。
なぜなら、簿記2級は簿記3級よりも深い部分を勉強するため、簿記3級を合格した人よりも専門性が高いからです。
しかも、簿記1級まで取得すると、スカウトサイトで経理・総務、会計事務所、税理士補助などの職種のスカウトが非常に多くなります。
リベ大で活躍しているこびと株さんが実際にその恩恵を受けているそうです。
以下の記事を読むと簿記資格のメリットがよくわかるでしょう。
【簿記のメリット10選】簿記1級まで学んだらメリットまみれだった件 (kobito-kabu.com)
簿記3級の資格は、簿記の分野への入り口となります。
簿記の知識を磨くことで、経済に関する一般的な理解を深め、仕事のスキルアップに繋げることができます。
資格を有効活用するためには、それに適した職種や企業を見つけることが重要です。
ただし、資格を持っているからと言って、就職や転職に有利になるとは限りません。
企業が求めるのは、資格ではなく実務経験です。
就職や転職する時は、資格ではなく、実績やあなたの強みをアピールするようにしましょう!
まとめ
初心者が独学で簿記3級に合格する方法は、以下の通りです。
- 簿記3級の試験の構成を理解する。
- 過去問や問題集をひたすら解く。
- 毎日、予習復習を欠かさず行う。
簿記3級の資格は、簿記のスタート地点です。
そのため、他の資格と比べれば難しくありません。
実際、筆者は2週間程度の勉強で合格できました。
本記事で紹介した勉強法を忠実に実践し、対策していけば、合格するのは十分可能です。
簿記の知識を向上させることで、経済に関する基本的な理解が深まり、仕事のスキル向上につながります。
資格を最大限に活かすためには、適した職種や企業を見つけることが大切です。
簿記の知識は就職及び転職だけでなく、日常生活や仕事にも大いに役立つので、ぜひ学んでください。
簿記を学ぶメリットについてはこちらの記事でも解説しています。
バイオ学生がスキルがないとこれからの時代生きにくいです。スキルアップすべき理由をこの記事で学んでください。
今回紹介した商品をもう一度おさらい!
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