現在、高い人気を誇る猫ミーム。
そんな中、猫ミームのグッズがお店で販売されています。
明らかにアウトそうな猫ミームグッズですが、著作権的にどんな問題があるのか調べてみました。
猫ミームの著作権についてはこちらの記事で解説しています。
猫ミームのグッズとは?
最近、猫ミームで出てくる猫のキーホルダーがお店で販売されています。
猫ミーム動画が人気なので、その人気に乗じてグッズ販売を行う企業が現れています。
「SHEIN」という店で約200円で販売されているとのことです。
そんな猫ミームグッズですが、法的に問題ないのでしょうか?
猫ミーム動画のグッズ販売における法的リスクは?
結論から述べますと、猫ミームのグッズは法的にアウトです!
猫ミーム動画の一部(静止画)をもとに、立体的な人形やグッズなどを制作する行為も、元動画の翻案(変形)に該当します。
したがって、元動画の著作権者の許諾を得ずにこのようなグッズを製造したり販売したりすると、翻案権の侵害になります。
仮に、元動画の著作権者の中には、自身の画像や動画が猫ミーム動画に利用されることを了承している場合でも、直接的な売上が生じるグッズ販売までは想定しておらず、了承していない可能性が高いでしょう。
このように考えると、同じ元動画の翻案権侵害に該当する行為でも、猫ミーム動画の投稿よりもグッズ販売の方が、元動画の著作権者からクレームを受けるリスクが高いと言えるかもしれません。
猫ミームのグッズを買うと逮捕されるの?
結論から述べますと、猫ミームのグッズを購入するだけで逮捕されるリスクは基本的にありません。
ただし、グッズが元の動画の著作権を侵害している場合、その製造元や販売元は法的な問題に直面する可能性があります。
そのため、法的なリスクを避けるためには、公式な販売元やライセンスを取得している企業からの購入をお勧めします。
一般の消費者がグッズを購入しただけでは、逮捕のリスクはほとんどありません。
まとめ
今回は、猫ミームのグッズについて調べてみました。
今回の記事のポイントをまとめると、以下の通りになります。
- 実際に猫ミームのグッズが販売されている。
- 猫ミームグッズは翻案権侵害にあたる。
- 猫ミームグッズを購入しても逮捕されるリスクは低い。
あまりの人気っぷりにキーホルダーなどのグッズが販売されていますが、思いっ切り著作権を侵害しています。
ただし、猫ミームグッズを購入したとしても逮捕される可能性は非常に低いです。
だからといって、積極的に猫ミームグッズを購入することは倫理的にどうかと思いますので、猫ミームグッズは自己責任で購入しましょう。
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