僕は、バイオ系大学院で研究している能無しの学生(通称ピペド)。こんな僕でも、就活に成功して輝かしいキャリアを築きたいんだけどどうすればいいのかな?
上記の悩みを解決します。
就職活動は誰にとっても大きな挑戦ですが、特にピペドにとっては、そのハードルが一層高く感じられるかもしれません。
そんなあなたに、成功への道を切り開くための具体的な方法をお伝えします。
この記事では、ピペドだからこそ意識すべき3つのポイントを紹介し、自信を持って採用担当者にアピールするための戦略を提案します。
自身の強みを最大限に引き出し、就職活動での不安を乗り越えて、希望するキャリアを手に入れるための第一歩を一緒に踏み出しましょう。
ちなみに、私はバイオ系の大学院を修了し、就職活動も経験しています。
ピペドとは?
まずはピペドについて解説していきます。
「ピペド」とは、簡単に言うとバイオ系の学生のスラングです。
バイオ系の大学に進学すると、ピペットという実験道具を扱い、ひたすら実験を繰り返すことしかしないので、社会に役立つスキルが身につかず市場価値が低い人材なってしまう傾向があることからその名がつけられているそうです。
確かに、「ピペド」は、ネットの住民が工作した作り話だと思う人も多いです。
しかし、この「ピペド」の件については実際にバイオ系の大学で起きていることなのです。
理由は冒頭で説明した通り、スキルの身につかない作業を強いられるからです。
確かにピペットで作業すること自体、簡単ではあるものの、正確に量を測ったり、コンタミネーション(目的の試薬に異物が混じること)を起こさないように行う技術は誰でもできることではありません。
それに、コロナ禍でPCRの技術が必要とされていたり、iPS細胞の登場によってバイオテクノロジーの技術が将来ますます高まることは間違いないでしょう。
しかし、身に着けたスキルがそのまま社会に活かせるとは限りません。
何故なら、身に着けたスキルが直結する仕事に食品メーカー、医療メーカーの研究職・品質管理などがありますが、それらの採用枠が少ないからです。
研究は将来役に立つ莫大な財産を生み出す可能性があるツールですが、すぐに利益を出すことは出来ません。
そのため、どの企業も研究職の採用人数はかなり少なくなりがちなのです。
それに、この少ない採用枠に工学部・理学部・農学部・薬学部といった様々な学部の学生がたくさん応募するので非常に競争が激しいレッドオーシャンとなっているのです。
そのため、選考を活かした就職先に内定するには、研究で多大な実績を出すか、コミュニケーションスキルが突出していないと厳しいのです。
私も専門性を身に着け、専門性を活かせる就職に就くために大学院に進学し、努力をしましたが、結局畑違いの機械メーカーの技術職に内定することしか出来ませんでした。
このように専門性を活かせる就職先がほとんどなく、競争も激しいので、大学院の専門分野しか学んでこなかった学生は結果的にスキルのない人材になってしまうのです。
詳しくはこちらの記事をチェック!
ピペドが就職活動で成功するための3つの方法
ピペドが就職活動で成功するには、以下の3つの方法を実践しなければなりません。
- 自己分析
- 需要のあるスキルを身につける
- 面接力を高める
それでは順に解説していきます。
自己分析
ピペドが就職活動で成功するために真っ先にやらなくてはいけないことは、自己分析です。
なぜなら、自分にあった仕事を選ばないと、早期離職する可能性があるから。
自分に合わない仕事は、単純にきついし、何よりミスが増えます。
そのせいで怒られ、最終的に精神を病んで、無職という末路を迎えるなんてことも。
なので、自己分析はめちゃくちゃ大切です!
自分も自己分析をしっかりしたおかげで定職に就けています。
就活セミナーに参加したり、本を利用したりして、自己分析を効率よく進めていきましょう!
需要のあるスキルを身につける
もしあなたが就職先の厳しいバイオ系の大学に進学してしまった場合、どうすれば良いのでしょうか?
結論から申し上げますと、大学の専門知識の他に以下のスキルを身につければいいです。
これらのスキルはどれも社会に役立つスキルです。
これから順を追って見ていきましょう!
ITスキル
現在、インターネットはかなりのスピードで発達しています。
世の中のシステムが次々とIT化しているので、ITスキルを身に着ける必要性がますます高まっています。
多くのバイオ系出身のブロガーもIT系の就職をおすすめしています。
事実、バイオ系の就職先が狭き門なので、IT系の企業に就く学生がたくさんいます。
しかし、私はあなたのプログラミング適性を知らずにIT系の企業に就職するのはオススメできません。
確かに未経験でもIT企業に内定することは出来ます。
しかし、あなたにプログラミング適性がないと業務についていけず、精神を病んで辞めてしまう可能性が高いです。
もしあなたがIT系の企業に就職する場合、在学中にITスキルを身に着けることをお勧めします。
Progateなら無料で学ぶことができますよ!
公式サイトはこちら!
また、資金や時間に余裕があるなら、プログラミングスクールに通うのも手です。
数カ月の期間や数十万円のお金が必要ですが、効率的に技術を身につけることができます。
何故なら、プログラミングに精通している講師があなたのスキルアップをサポートしてくれるからです。
確かに自分で検索しながら試行錯誤する経験も大切です。
しかし、初心者のうちは小さなエラーを改善するのに何時間も費やしてしまうことがしばしばあります。
そのため、小さなエラーを改善していきながらスキルアップをするので、結果的に莫大な時間を消費してしまいます。
それに対し、プログラミングスクールはプログラミングに精通しているプロがエラーの原因や仕組みを教えてくれたり、アドバイスをしてくれるので、効率的にスキルアップできる環境が整っています。
一人で学ぶより、教えるのが上手い人から学ぶ方が理解しやすいよね。
もしあなたがプログラミングスクールに通うのであれば、自分に合ったスクールを選ぶことが鉄則です。
さもないと、高額な費用や時間を無駄になります。
だからこそ、スクール選びが重要となります。
自分に合ったスクールを選ぶ基準は以下の3点になります。
引用:【リベ大現役エンジニアが選ぶ】おすすめプログラミングスクールを紹介!:リベラルアーツ大学 【リベ大現役エンジニアが選ぶ】おすすめプログラミングスクールを紹介! | リベラルアーツ大学 (liberaluni.com)プログラミングスクールを選ぶポイント
- 現場を意識したカリキュラムであるか
- メンターのレベルやサポート体制
- 卒業後の進路の詳細(就職先やコミュニティの場の充実度)
プログラミングスクールに通う時はこの3点を意識して、自分に合ったスクールを選ぶようにしてください。
小学校も授業にプログラミングを導入する時代なので、流れに乗ってITスキルを身に着けちゃいましょう!
簿記・会計スキル
簿記・会計スキルは経理をする上で欠かせないスキルです。
事務職や経理・会計などの職種では、学んだことが仕事に直結するので、非常に有用性のあるスキルだと言えます。
特に簿記2級を持っている方が、実際の転職で役に立ったという声も挙がっています。
事務職や経理・会計などの職種は現在も需要があるので、スキルのない人が身に着けるべきスキルだと言えるでしょう。
ただし、簿記2級を持っているからと言って必ずしも就職しやすくなるとは限らないので注意!
事務職や経理・会計などの職種に興味がない人も、簿記の知識が副業や起業に活かせたり、就活の企業研究で会社の業績を把握するのに役に立ったりします。
就職の他にも様々な場面で役立つスキルなので、是非簿記・会計スキルを身につけてみてはいかがでしょうか?
簿記スキルを学ぶメリットについては、こちらの記事でも詳しく書いています!
マーケティングスキル
マーケティングスキルは商品を他人に売る技術です。
営業やWebマーケターなどの仕事がマーケティングスキルを活かすことが出来ます。
マーケティングスキルを鍛えておけば、自分にお客様ができるので、会社に縛られなくても生きていくことが出来ます。
特に独立する場合はマーケティングスキルは必須です!
もしあなたが独立に興味がなくても、マーケティングスキルは身に着けるべきです。
何故なら、就職活動で役に立つからです。
就職活動は自分という商品を企業に売るという作業なので、必然的にマーケティングスキルが重要になります。
マーケティングスキルを身に着けるためには、お客様の目線に立てるかどうかが重要になってきます。
マーケティングスキルが全くない人は、X(twitter)やブログなどで自分の情報を発信して、マーケティングスキルを鍛える所から始めてみるといいでしょう。
マーケティングスキルを身に着けると、副業だけでなく、WEBマーケティング系の企業の就職も狙えるよ!
就職の幅が増えるのはいいね!
ライティングスキル
ライティングスキルはWebライターやブログなど文章を書く仕事に役立つスキルです。
人に分かりやすい文章を書くスキルはWebライターやブログなど文章を書く仕事だけではなく、報告書やエントリーシート作成など文章を書く専門の仕事でなくても役に立つ場面がたくさんあります。
学生の皆さんもレポートや論文などで文章を書くことが多いですよね。
つまり、ライティングスキルを鍛える機会がたくさんあるので、文章を書くことが苦でなければブログを始めてみたり、クラウドワークスでWebライターの仕事を検討してみましょう。
作家のように特別な才能は必要なく、誤字脱字や間違った情報を書いたりしなければ問題ありません。
とにかくわかりやすく正確に書けばいいので、あなたもすぐライティングスキルを鍛えることが出来ます。
文章を書くことが好きならば、ブログやWebライターを始めてみてはいかがでしょうか?
私の場合は、ライティングが向いていると感じたため、そのスキルを伸ばすべく、低リスクなブログを始めました。私の考えるブログの利点に関してはこちらの記事に書いてありますので、ぜひ読んでみて下さい。
なお、ライティングについて勉強したい方は「新しい文章力の教室」を読むといいです。
なぜなら、初心者でもわかりやすい書き方で且つ企画書の書き方も掲載されているからです。
初心者にとてもおすすめの本なので、ぜひ買ってみてくださいね。
面接力を高める
就活をするなら、面接で通過できるためのコミュニケーション能力を身に着けておきましょう!
なぜなら、社会人にとってコミュニケーション能力は欠かせないものだからです。
進捗報告などで定期的に教授や先輩と相談しているなら問題ないかもしれませんが、研究熱心で人と話すためのコミュニケーション能力が欠如している学生もいます。
研究生だからといってコミュニケーション能力を疎かにしてはいけません。
ただ、面接では独特な質問が飛び交うので、いくらコミュニケーション能力が高くても、対策を行っていないと失敗します。
そのためしっかり面接対策は行うようにしましょう。
面接は所詮会社と自分のマッチングなので、自己分析をガチれば問題なく受け答えられる質問が多いです。
企業研究も大事だけど、やはり自己分析を徹底して行うことがベストだね!
面接対策について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。
まとめ
今回は、ピペドが就職活動で成功するための方法を3つ紹介しました。
その3つは以下の通りです。
- 自己分析
- 需要のあるスキルを身につける
- 面接力を高める
ピペドもといバイオ系の学生は就職が厳しいと言われがちですが、今回紹介した3つの方法を全て徹底して行えば、輝かしいキャリアを築くことができます。
実際、私も無事2年で修了し、就職先も見つかっています。
それに、バイオ系だからといって、研究職やバイオ業界にこだわる必要もありませんしね。
今回の記事で学んだことを活かし、ピペドという不利な立場からでも逆転し、輝かしいキャリアを築けるようにしましょう!
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